LINE公式の友だち追加経路データ、ChatGPTで読み解く分析術

LINE公式アカウントの友だちが思うように増えない。

配信の内容を見直しても、そもそも増え方があまり変わらない。

そんな時に見落とされがちなのが、友だちがどこから追加されているかというデータです。

今回は、LINE公式の「追加経路」分析機能とChatGPTを組み合わせて、効果的な入り口を見極める方法を整理します。

配信ばかり見直して、入り口を見ていない

LINE公式アカウントの運用で悩むと、多くの方がまず配信内容やステップ配信のシナリオを見直します。

もちろんそれも大切ですが、そもそも友だちがどこから入ってきているかを把握していないケースが少なくありません。

入り口が分からないまま改善を重ねても、効果の薄い経路にばかり力を入れ続けてしまう可能性があります。

「追加経路」で分かること

LINE公式アカウントの分析機能には、「追加経路」という項目があります。

ここでは、友だち追加数やターゲットリーチ数、ブロック数、属性に加えて、どの経路から追加されたかを確認できます。

「流入元」と「キャンペーン」を設定した計測用の追加URL・QRコード・友だち追加ボタンを作っておくと、経路ごとの追加数を「分析>友だち>追加経路」で確認できる仕組みです。

参照元:LINE公式アカウントの友だち追加経路を設定・分析する方法
https://mico-inc.com/blog/line-friends-analysis/

参照元:LINE公式アカウントの友だち追加経路、流入分析を知る方法とは
https://lme.jp/media/line/friend-addroute/

経路のデータをChatGPTに読ませる

経路ごとの数字を眺めるだけでは、どこに力を入れるべきか判断しにくいこともあります。

そこで、ChatGPTに数字を読み込ませて、傾向を整理してもらいましょう。

LINE公式アカウントの友だち追加経路のデータです。

経路A(店頭QRコード):◯人
経路B(インスタのプロフィールリンク):◯人
経路C(公式サイトのバナー):◯人

この数字から、どの経路に力を入れるとよいか、
考えられる理由とあわせて教えてください。

実際の数字をそのまま渡すことで、一般論ではなく、自分のアカウントの状況に沿った整理をしてもらいやすくなります。

パソコンでLINE公式の分析画面とChatGPTの画面を並べて確認している様子

経路ごとの特徴を整理する

経路によって、友だちになる人の温度感は変わってきます。

経路の例 友だちになる人の特徴
店頭QRコード すでに来店・接点がある人
SNSのプロフィールリンク 投稿を見て興味を持った人
公式サイトのバナー 情報を調べていた人

同じ「追加」でも、経路によってその後の反応や購買行動が変わることがあります。

数字だけでなく、どんな人がその経路を通っているかを想像しながら見ていくと、改善の方向が見えやすくなります。

分析から次のアクションにつなげる

数字を眺めるだけで終わらせず、次の行動に落とし込みましょう。

  1. 経路ごとの追加数を、月に1回まとめて見る
  2. ChatGPTに傾向を整理してもらい、伸びている経路・伸び悩んでいる経路を分ける
  3. 伸びている経路は、案内する場所を増やす(投稿への記載、店頭での声かけなど)
  4. 伸び悩んでいる経路は、案内の仕方やデザインを見直す

力を入れる経路を絞ることで、限られた時間を効果の薄い場所に使わずに済みます。

分析の注意点

追加経路の分析には、いくつか制約がある点も押さえておきましょう。

  • 経路の計測は、計測用URLを設定した時点より前にはさかのぼれない
  • 分析できる期間には上限がある
  • 経路を設定していない導線(口コミなど)は数字に表れない

数字に出ない経路もある前提で、データと実感の両方を見ながら判断することが大切です。

計測用URLを作るところから始める

そもそも経路ごとのデータを見るには、計測用の追加URLやQRコードをあらかじめ用意しておく必要があります。

  1. 管理画面から、経路ごとに計測用の追加URL・QRコードを作成する
  2. 「流入元」「キャンペーン」の名称を、あとで見て分かるように設定する(例:店頭QR、インスタリンクなど)
  3. 作成したURL・QRコードを、それぞれの経路で実際に使う

まだ計測用URLを作っていない場合は、まずここから着手することになります。

設定した時点より前のデータはさかのぼれないため、早めに整えておくほど、あとで比較しやすくなります。

経路の見直しは、小さく繰り返す

一度に全部の経路を見直そうとすると、時間もかかり、何が効いたのか分かりにくくなります。

  • 1回の見直しで触る経路は1〜2個に絞る
  • 変更した経路の数字を、次の月にもう一度確認する
  • 効果が感じられなければ、別の案内方法に切り替える

小さく試して確認する、という流れを繰り返すことで、自分のアカウントに合う経路が少しずつ見えてきます。

一度で正解を見つけようとせず、様子を見ながら調整していく姿勢が大切です。

経路以外のデータもあわせて見る

追加経路だけでなく、LINE公式アカウントの分析機能には、属性やブロック率といったデータもあります。

これらをあわせて見ることで、経路の評価がより立体的になります。

  • 経路ごとの追加数だけでなく、その後のブロック率も確認する
  • 追加後にすぐ離脱されている経路がないか見る
  • 属性データ(年代・性別など)が、想定している顧客層と合っているか確認する

追加数が多くても、ブロック率が高い経路は、見直しが必要なサインかもしれません。

入り口の数とその後の関係、両方を見てはじめて、経路の本当の評価ができます。

ChatGPTに聞く時のコツ

経路データをChatGPTに読み込ませる時は、数字だけでなく、背景の情報もあわせて伝えると、より具体的な提案をもらいやすくなります。

  1. 各経路がどんな場所・媒体にあるかを簡単に説明する
  2. これまでに試した施策があれば、それも伝える
  3. 「初心者にも分かるように」など、求める回答の形も指定する

背景情報を添えることで、一般論ではなく、自分の状況に合わせた提案が返ってきやすくなります。

一度で満足のいく答えが出なくても、追加で質問を重ねていくとよいでしょう。

数字を見る習慣を、チームでも共有する

スタッフと一緒に運用している場合は、経路データの見方をチームで共有しておくと、気づきが増えやすくなります。

  • 月に1回、経路ごとの数字を一緒に確認する場を作る
  • 現場で感じた反応(お客様の声など)もあわせて共有する
  • 気づいたことをメモに残し、次の見直しに活かす

データと現場の感覚、両方を持ち寄ることで、画面の数字だけでは見えない部分にも気づきやすくなります。

経路データを、次の一手につなげる

友だちが増えない理由は、配信内容だけでなく、入り口そのものにあることも少なくありません。

追加経路のデータをChatGPTで整理すれば、どこに力を入れるべきかの判断材料が手に入ります。

まずは直近のデータを「分析>友だち>追加経路」で開き、経路ごとの数字をChatGPTに読み込ませてみてください。

そこから見えた傾向をもとに、次の案内の場所を1つ見直してみましょう。