伝えたいことを丁寧に書いたのに、反応が少ない。
読まれていないのかと思うと、残念な気持ちになります。
Facebookの投稿が長くなりがちな方は、読まれ方に少し注意が必要です。
長文が読まれにくくなる理由
Facebookでは、長い投稿はフィードの途中で省略され、「もっと見る」と表示されます。
スマートフォンでは、最初の数行しか表示されないのが一般的です。
つまり、省略されるまでの数行で、続きを読んでもらえるかが決まります。
書いた内容が良くても、冒頭で関心を引けなければ、そこで流されてしまうのです。
省略される位置は、端末や画面によって異なります。
ご自身のスマートフォンの画面で、実際の見え方を確かめるのが確実です。
読まれにくい長文の特徴
読まれにくい長文には、いくつか共通点があります。
- 冒頭が、あいさつや前置きで始まっている
- 結論が、文章の終わりにしか書かれていない
- 改行が少なく、文字がぎっしり詰まっている
- ひとつの投稿に、複数の話題が混ざっている
書き手にとっては自然な流れでも、読む人は一瞬で判断しています。
読み手の立場で、自分の投稿を見直してみましょう。
リライトの基本は、順番を入れ替えること
文章をすべて書き直す必要はありません。
次のように、順番を入れ替えるだけでも読みやすくなります。
| 変えるところ | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|
| 冒頭 | あいさつ・前置き | 一番伝えたいこと |
| 構成 | 時系列で書く | 結論、理由、具体例の順 |
| 段落 | 長い塊 | 短く区切って改行 |
| 話題 | いくつも混ぜる | 1投稿に1つ |
表のとおり、書く内容は同じでも、並べ方で印象が変わります。
最初に結論を置き、あとから理由を添えるのが基本です。
ChatGPTにリライトを頼む手順
下書きを自分で直すのが難しい場合は、ChatGPTに手伝ってもらいます。
元の文章を貼って、次のように指示してください。
次のFacebook投稿を、読みやすく書き直してください。
投稿本文:(元の文章を貼る)
読んでほしい相手:(相手を書く)
条件:最初の2行で一番伝えたいことが分かるようにする。段落を短く区切り、改行を多めにする。内容は変えず、事実にない情報は足さない。全体の長さは元の文章と同じくらいにする。
「事実にない情報は足さない」と書いておくのが重要です。
AIは、書かれていない内容を補ってしまうことがあるからです。

リライト後に確認したいこと
ChatGPTが書き直した文章は、そのまま投稿せず、必ず自分で確認します。
- 事実と違う内容が、加えられていないか
- 日付、金額、サービスの内容に間違いがないか
- 自分らしい言葉づかいが、消えていないか
- 最初の数行を読んで、続きが読みたくなるか
とくに金額や日付などの情報は、元の文章と見比べてください。
わずかな間違いでも、読者の信頼を損ねるおそれがあります。
冒頭の数行を、別案で比べてみる
特に力を入れたいのは、「もっと見る」の前に表示される冒頭です。
ChatGPTに、冒頭の別案を出してもらうこともできます。
次の投稿の冒頭を、読んだ人が続きを読みたくなる書き方に変えて、3案出してください。
投稿本文:(本文を貼る)
条件:冒頭の2行以内。大げさな表現にしない。
3案を見比べて、自分の言葉に近いものを選びます。
ほかの案から良い表現を一部だけ借りる方法もあります。
長文を、いつでも書くものと思わなくていい
長文は、気持ちや背景を丁寧に伝えたい時に向いています。
ただ、毎回長くする必要はありません。
- 短い投稿で、要点だけを伝える日を作る
- 長文の場合は、冒頭の数行で興味を引く
- 内容が多い時は、複数の投稿に分けることも考える
投稿の長さを使い分けると、読者も負担なく読み進めやすくなります。
反応を見ながら、自分のページに合った長さを探してみてください。
反応を見て、少しずつ整える
リライトした投稿は、反応を見て振り返りましょう。
- 前の投稿と比べて、反応が変わったか
- コメントや保存など、どんな反応が増えたか
- 最後まで読まれていそうか
反応の様子をChatGPTに伝えて、さらなる改善案を聞くこともできます。
ただし、提案が自分のお客さまに合うかは、自分で判断してください。
リライトの具体例
どのように変わるのか、例を見てみましょう。
どちらも、ここで考えた例です。
| 変更前の冒頭 | 変更後の冒頭 |
|---|---|
| 「いつもありがとうございます。今月のお知らせです。少し長くなりますが」 | 「来月から、予約方法が変わります。変更点は2つです」 |
変更後は、最初の1行で内容が分かります。
読み手が「自分に関係がある」と判断しやすくなります。
ChatGPTにこうした例を見せて、「同じように直して」と頼むのもよい方法です。
読みやすさを上げる細かな工夫
リライトの際には、次の細かな点も整えると読みやすくなります。
- 1文を短くして、読点を減らす
- 箇条書きにできる部分は、箇条書きにする
- 大事な言葉は、前後の文章で目立たせる
- 難しい言葉を、やさしい言い換えにする
とくに箇条書きは、長文の中で目を休める効果があります。
ChatGPTに「箇条書きにできる部分を教えて」と聞くと、見つけてもらえます。
画像や動画の力を借りる
長文だけでは伝わりにくい場合は、画像や動画を添える方法もあります。
- 説明したい内容を、図にまとめて添える
- 場面が伝わる写真を付ける
- 短い動画で、要点を伝える
文章と画像を組み合わせると、読み進めやすくなります。
画像の案を、ChatGPTに相談するのも一案です。
投稿の種類別に変える、文章の組み立て
同じ長文でも、伝える目的によって組み立ては変わります。
| 目的 | 文章の組み立て |
|---|---|
| お知らせ | 変更点、日付、問い合わせ先の順 |
| 考えの共有 | 結論、理由、具体例、まとめの順 |
| お客さまの声の紹介 | 誰の声か、内容、感想の順 |
どれも、最初に「何の話か」を置く点は共通です。
ChatGPTに目的を伝えたうえでリライトを頼むと、目的に沿った構成で返ってきます。
たとえばお知らせなら、「変更点を箇条書きにして」と加えるだけで、読みやすさがぐっと上がります。
目的に合わせて、頼み方を変えてみてください。
読み返しの習慣をつける
リライトの精度は、読み返しの習慣で上がっていきます。
- 投稿の前に、声に出して読んでみる
- 時間をおいてから、もう一度読み直す
- 家族や知人に、冒頭だけ見てもらう
- 前の投稿との違いを、メモに残す
人に見てもらうと、自分では気づけない読みにくさが見つかることがあります。
ChatGPTの提案と合わせて、確認の目を増やしておくと安心です。
さらに、うまくいった投稿の書き出しは、お手本として保存しておきましょう。
次に書くときの、よい見本になります。
下書きの冒頭だけ、読み手の目線で直す
さっそく、すでに書いてある長文の冒頭だけ、読み直してみてください。
一番伝えたいことが、最初の2行に入っているでしょうか。
足りなければ、ChatGPTに冒頭の別案を頼んでみましょう。
少し整えるだけで、長文の読まれ方は変わってきます。




