インスタのカルーセル投稿は構成で決まる|ChatGPTで1枚目から最後のページまで設計する手順

複数枚の投稿を作ろうとして、デザインソフトを開いたまま手が動かなくなる。

そんな経験はありませんか?

見た目を整える前に、実は大きな分かれ道があります。

画像を作る前に、決めておくこと

カルーセル投稿は、スワイプして1枚ずつ読み進めてもらう形式です。

だからこそ、1枚ごとのデザインより先に、全体の流れが読みやすさを左右します。

流れが決まっていないまま作り始めると、こんな状態になりがちです。

  • 1枚目で何の話か伝わらず、スワイプされない
  • 途中の枚数が冗長で、最後まで読まれない
  • 最後のページに、次の行動への案内がない

デザインのセンスを磨く前に、構成を先に固めてしまう方が早く形になります。

枚数に余裕がある今、構成が活きる

カルーセル投稿は、写真や動画を最大20枚まで入れられるようになっています。

以前は上限が10枚でしたが、2024年に拡大されました。

参照元:gori.me(Instagramがカルーセル投稿を最大20枚に拡大した報道)
https://gori.me/facebook/instagram/154808

枚数を増やせるぶん、情報を詰め込みすぎる心配もあります。

20枚使い切る必要はありません。

伝えたい内容に合わせて、必要な枚数だけで組み立てるのが基本です。

基本の流れを、ページごとの役割で考える

構成を考えるときは、1枚ずつの「役割」を先に決めます。

目安になる型は、次のとおりです。

ページ 役割 入れる内容の例
1枚目 興味を引く 悩みや得られる結果を一言で
2枚目 共感させる 「こんなことはありませんか?」
3〜6枚目 解決策を示す 手順やポイントを1枚1つで
最後 行動を促す 保存・フォロー・相談の案内

この表のとおり、1枚に入れる内容は1つに絞ります。

文字を詰め込まないことで、スマホでも読みやすくなります。

ChatGPTに構成案を出してもらう方法

役割が決まったら、ChatGPTに各ページの文言案を頼みます。

次の情報を先に用意しておくと、的外れな案が出にくくなります。

  • 投稿のテーマ(例:初めての方向けの価格の決め方)
  • 読んでほしい相手(例:開業して間もない個人事業主)
  • 読み終えたあとにしてほしい行動(例:保存、相談)

そのうえで、次の指示文を貼ります。

インスタのカルーセル投稿を、全8枚で設計してください。
テーマ:(テーマを書く)
読者:(読者を書く)
読み終えたあとの行動:(行動を書く)
条件:1枚目は興味を引く見出し。2枚目は読者の悩みへの共感。最後の1枚は行動を促す案内。各ページの文言は30文字以内で、ページごとに番号を付けて出してください。

「30文字以内」としておくと、画像に入れやすい短い文言で返ってきます。

返ってきた案は、1枚目と最後のページを特に丁寧に見直してください。

ノートに投稿の構成案を書き出しながらスマートフォンを見ている様子

出てきた構成を、自分の言葉に整える

ChatGPTの案は、あくまで骨組みです。

そのまま使うと、どこかで見たような投稿になりがちです。

整えるときは、次の点を確認します。

  • 自分のお客さまが普段使う言葉になっているか
  • 専門用語が多すぎて、初めての方に伝わりにくくないか
  • 1枚ずつ読んで、次のページが見たくなる流れか

とくに自分の仕事ならではの事例を1つ加えると、似た投稿との差が出ます。

AIの構成に、自分の経験を肉付けするイメージです。

投稿後は、保存数と最後まで見られたかを確認

投稿したら、インサイトを見て振り返ります。

カルーセルでは、保存数や共有数に注目すると、役に立った内容かどうかが分かります。

反応を見るときのポイントは次のとおりです。

  • 保存が多ければ、あとで見返したい内容だったと考えられる
  • 途中のページで離れていそうなら、そのページの内容を見直す
  • 最後のページから行動につながっていないなら、案内文を変える

インサイトの内容をChatGPTに貼って、「どのページを直すと良いか」を相談するのも一案です。

ただ、提案をうのみにせず、自分のお客さまの様子と照らして判断してください。

1枚目と最後のページを、特に丁寧に作る

カルーセルで最も読まれるのは1枚目、最も行動につながるのは最後のページです。

この2枚に時間をかけると、全体の印象が整います。

1枚目で意識したいのは、次の3点です。

  • 誰に向けた投稿かが、ひと目で分かる
  • 読むと何が分かるのかが、短く書かれている
  • 文字の大きさが、スマホの小さな画面でも読める

最後のページでは、読み終えた人に次の行動を伝えます。

  • 「あとで見返したい方は保存を」という保存の案内
  • 悩みがある方への、相談方法の案内
  • 次の投稿の予告

ChatGPTに「1枚目の見出し案を10個出して」と頼むと、選択肢が広がります。

10個のうち、最も自分らしいものを選んでください。

構成を使い回して、投稿の準備を軽くする

一度作った構成は、テーマを変えて使い回せます。

毎回ゼロから考えるよりも、準備の時間を短くできます。

たとえば、次のような型を決めておく方法です。

  • 悩み解決型:悩み、原因、解決の手順、まとめ
  • 比較型:AとBの違い、選び方、おすすめ
  • よくある質問型:質問を並べて、1枚ずつ答える

気に入った構成は、ChatGPTのチャットに残しておくと便利です。

次の投稿では「前回の構成で、テーマだけ変えて」と頼めば、すぐに案が返ってきます。

型に慣れてきたら、少しずつ自分らしい工夫を加えてみてください。

同じ型でも、事例や言葉選びを変えれば、似た投稿にはなりません。

よくある疑問への答え

何枚くらいにするのがよいですか?
決まった枚数はありません。

内容が伝わる最小限の枚数にするのが基本です。

まずは5〜8枚ほどから試すと、作りやすいでしょう。

文字ばかりの投稿でも、読まれますか?
文字だけでも読まれますが、1枚に詰め込みすぎると読みにくくなります。

1枚につき1つの話題に絞り、余白を残してください。

ChatGPTが作った文言は、そのまま画像に使えますか?
そのままではなく、必ず自分の言葉に直してから使いましょう。

事実の誤りがないかも、確認が必要です。

デザインが苦手でも続けられますか?
構成が決まっていれば、デザインはシンプルでも伝わります。

色や文字の種類を決めて、毎回同じ形を使うと、作業も楽になります。

保存されやすい内容の考え方

カルーセルは、あとで見返したくなる内容ほど保存されやすい傾向があります。

  • 手順やチェックリストのように、手元に置いておきたい内容
  • 比較表や早見表のように、一目で分かる内容
  • よくある質問と答えのように、困った時に役立つ内容

自分のお客さまが「また見返したい」と思う内容は何か、ChatGPTと一緒に考えてみましょう。

まずは、次の投稿のテーマを1つ決めて構成から

画像づくりから始めるのではなく、構成から始めてみましょう。

テーマと読者、読み終えたあとの行動を書き出して、ChatGPTに設計を頼むところが最初の作業です。

構成があれば、デザインに迷う時間もぐっと減ります。

次のカルーセル投稿は、1枚目から最後のページまでを先に決めてから作ってみてください。