プロフィールを見に来た人が、フォローせずに去ってしまう。
投稿はそれなりに続けているのに、フォローが増えない。
そんな時に見直したいのが、プロフィールの一番上に表示される固定ポストです。
固定ポストが担う役割
固定ポストは、プロフィールを開いた人が最初に目にするポストです。
Xの公式ヘルプでも、ポストを固定すると、他の利用者がプロフィールを訪れた時にそのポストが表示されると案内されています。
参照元:Xヘルプセンター(プロフィールをカスタマイズする方法)
https://help.x.com/ja/managing-your-account/how-to-customize-your-profile
プロフィール文が名刺なら、固定ポストは店頭に置くチラシのようなものです。
「この人をフォローすると何が得られるか」を伝える場所だと考えると、書く内容が見えてきます。
設定の基本ルール
固定ポストについて、押さえておきたい基本は次のとおりです。
- 固定できるのは、自分のポスト1件のみ
- 別のポストを固定すると、前のものは外れる
- いつでも付け替えられる
固定の操作は、固定したいポストのメニューから行います。
画面の表示は更新されることがあるので、アプリで実際に確認してください。
付け替えは何度でもできるため、最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは1つ作って、反応を見ながら直していきましょう。
フォローされにくい固定ポストの特徴
見直しの目安として、次のような固定ポストは伝わりにくくなります。
- 日常のつぶやきが、そのまま固定されている
- 何を発信しているアカウントなのかが分からない
- フォローするメリットが書かれていない
- 古い情報やキャンペーンのまま、更新されていない
どれも、初めて訪れた人には「このアカウントをフォローする理由」が見えない状態です。
訪れた人の疑問に、先回りして答える内容にします。
Grokに相談して案を出す手順
Grokは、Xのアカウントがあれば日本でも使えるAIアシスタントです。
無料で使える範囲には、利用回数などの制限があります。
内容は変わることがあるため、実際の画面で確認してください。
ここでは、Grokを案出しの相談相手として使う方法を紹介します。
次の情報を用意しておきます。
- どんな人に向けて、何を発信しているか
- 読んだ人に取ってほしい行動(フォロー、相談、登録など)
- 実績や強みの中で、伝えられる事実
そのうえで、次の指示文を貼ります。
Xの固定ポストの案を3つ作ってください。
発信内容:(何を発信しているか)
読んでほしい相手:(相手を書く)
取ってほしい行動:(フォローなど)
条件:140文字以内。最初の1行でフォローするメリットが伝わる。大げさな表現や、確認できない実績は入れない。
「確認できない実績は入れない」と指定しておくと、事実に沿った案になりやすいです。

出てきた案を、自分の言葉で仕上げる
Grokの案は、そのまま使わず、必ず自分で手直しします。
とくに次の点を見てください。
- 事実と違う内容や、盛りすぎた表現が入っていないか
- 自分の普段の語り口と離れていないか
- 最初の1行で、何を発信しているかが分かるか
- 読み終えたあと、次の行動が分かるか
手直しした文章をGrokにもう一度見せて、「初めて訪れた人の目線で、分かりにくい箇所を指摘して」と頼むのも役立ちます。
自分では気づきにくい点を、客観的に確認できます。
固定ポストの型3つ
迷った時は、次の型から選んでみてください。
| 型 | 内容 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 自己紹介型 | 誰に何を届けているか | 発信テーマを知ってほしい人 |
| まとめ型 | 人気の投稿を一覧にする | 発信が増えてきた人 |
| 案内型 | サービスや相談の案内 | 集客につなげたい人 |
表の中から、今の自分の状況に近いものを選びます。
発信が増えてきたら、型を付け替えるのもよい方法です。
反応を見ながら付け替えていく
固定ポストを設定したら、その後の変化を観察しましょう。
- プロフィールへのアクセスと、フォローの増え方を見る
- 固定ポストへの反応(いいね、返信、リンクのクリック)を確認する
- 変化が少なければ、別の型に付け替えて比べる
1回で結果を判断せず、数週間ほど試して比べると傾向がつかめます。
Grokに結果を伝えて、改善案を相談するのもおすすめです。
ただし、AIの提案は参考のひとつです。
自分のフォロワーの様子に合うかどうかは、自分で見極めてください。
固定ポストに入れる要素
読まれる固定ポストには、いくつか共通する要素があります。
- 誰に向けた発信かが、はっきり書かれている
- フォローすると何が得られるかが、具体的に分かる
- 実績や経験を、事実の範囲で伝えている
- 次に取ってほしい行動が、ひとつに絞られている
すべてを詰め込もうとすると、文章が長くなってしまいます。
要素を絞って、140文字前後にまとめるのが基本です。
Grokに「この中で、最も優先すべき要素はどれ?」と相談するのも手です。
優先順位を一緒に整理してもらえば、書く内容が絞りやすくなります。
書き換えの例
作り替えの例を、ひとつ見てみましょう。
どちらも、ここで考えた例です。
| 作り替え前 | 作り替え後 |
|---|---|
| 「今日は天気がいいですね。投稿頑張ります」 | 「個人事業主向けに、SNS集客のやり方を発信しています。まず知りたい方は、このポストから」 |
作り替え後のほうが、誰に何を届けているかが分かります。
最後の一文が、次に読む行動を示している点も大切です。
固定ポストは、初めて訪れる人にだけ向けて書く必要はありません。
しばらく見ていない人にも、最初に読んでほしい内容を伝える役割があります。
画像や動画の併用
固定ポストには、画像や動画を添える方法もあります。
文字だけよりも、目に留まりやすくなるかもしれません。
- 自己紹介の画像を添えて、雰囲気を伝える
- 実績や紹介したい内容を、図にまとめる
- 動画で、自分の言葉で短くあいさつする
画像の文字が小さすぎないかは、スマートフォンで確認してください。
Grokに画像の案を相談する場合は、最終的な画像づくりは別のツールで行うと確実です。
よくある疑問への答え
固定ポストは、どのくらいの頻度で変えるのがよいですか?
決まった頻度はありません。
発信内容や案内したいことが変わったら、付け替えましょう。
数か月に一度、見直す日を決めておくと忘れません。
リンクを入れてもよいのですか?
案内したいページがあれば、入れて構いません。
ただし、リンクが多すぎると読む人が迷います。
ひとつに絞りましょう。
Grokの案が、どうしてもしっくりこない場合は?
指示文に、普段の口調や使いたくない言葉を加えて、もう一度頼んでみてください。
条件が具体的なほど、自分の好みに近づきます。
まずは、今の固定ポストを読み直す
すでに固定しているポストがあるなら、初めて訪れた人の気持ちで読み返してみましょう。
何を発信しているか、フォローすると何が得られるかが伝わるでしょうか。
足りない部分に気づいたら、Grokに相談しながら書き直してみてください。
固定ポストが整うだけで、プロフィールの印象はぐっと変わります。







